視察レポート

7/10〜12にかけて教育民生委員会で東京都荒川区、千葉県浦安市、栃木県宇都宮市を視察させていただきました😊
鯖江市で課題になっている問題などの解決策の事例として勉強させていただき、今後のまちづくりに活かせる視察になりました🥹✨
酒井なりに感じた事をレポートさせていただきます！(かなり長文です🙏)

-—————————————
【視察レポート】
🟩7/10 ゆいの森あらかわ(東京都荒川区)
→荒川区立中央図書館・文学館・子どもひろばの３つの機能を融合した5階建ての施設。平日でも2000人の利用があり、区民の憩いの場の一つになっている。カフェなども併設されており、イベントなども企画する事で施設の利用を増やし、文字離れを防きながらも、自分たちが住むまちに愛着を持ってもらいたいとの目的もある。

💡建設が計画される前(場所が決まる前段階)から議員8人を含む21人から構成される検討委員会を立ち上げ、じっくりと時間をかけて話し合いがされて完成した。

💡図書館ではあるが、「話してもいい。飲食してもいい」を取り入れられた空間がある
。
💡9:00〜20:30まで開館しているため、利用しやすい(休館日は月1日のみ)

💡災害時の乳幼児と妊産婦を中心とした避難所になっている→備蓄倉庫には液体ミルクなども完備。

💡外にはマンホールトイレや防火水槽なども👍

【酒井が考える課題ポイント】
至る所が考え尽くされた設計になっていて、住む人にしたら近くにあれば利用したい場所。

1人の思いつきではなく、区民の利便性などを第一に考えられた施設だと感じた。鯖江市の場合、複合交流施設など、市民や議会にももっとオープンにするべきだし、そうした方が長い目で見たら問題も出にくくなると思う。図書館と子どもひろば(有料一時預かり有り)、カフェが融合されているため、ママさんたちにも心強い。

🟩7/11 保育ママ事業・給食費無償化(千葉県浦安市)
→保育ママ事業とは、6ヶ月〜3歳未満の子どもを対象に、保護者が就労や病気などの理由で子どもを保育することできないとき、市が認定した保育ママが、保育ママの自宅で、保護者に代わり子どもを保育する事業。現在市内5箇所で受け入れている。

💡 H23年から始まりR3年に待機児童がゼロに！

💡少人数の家庭的な保育を実現

💡給食費無償化は市長就任当時から計画。財源確保のために、事業に優先順位をつけ、6億8000万円わ捻出。段階的に無償化を行いながら、R6.4月に小中学校て完全無償化を実現した。

【酒井が考える課題ポイント】
鯖江市で給食費を無償化にする場合、約4億ほどかかる(市長と語る会での市長発言)。それが毎年どこから捻出するか問題が出てくるために無償化になかなか踏み切れない。(→色々な事業を見直しが必要だと思う)

浦安市に近い東京23区、市川市などではすでに無償化が行われているため、近隣への人口移動を避けるためにも実施しなければならなかった可能性あり(←酒井の個人的な考え)市が越前市や福井市を意識するのはこう言う理由なのかも？

🟩7/12 送迎保育ステーション事業・ファミリーサポートセンター(栃木県宇都宮市)
→送迎保育ステーションとは、朝，保護者から児童をお預かり。専用バスで在籍する保育所・認定こども園まで送り届けてくれる上、夕方も園にお迎えに行き専用バスで送迎保育ステーションまで児童を送り届け、送迎保育ステーションにて保護者にお渡しする事業。(園が始まる9:00までと、園が終わった後20:00までの預かりもしてくれる)

＊対象は3.4.5歳児のみ
💡宇都宮市東口にマンションが増え、待機児童を防止するために事業開始。

💡遠方の保育所なども選びやすくなると予想

💡R6は4園、現在17人が利用

💡利用者がなかなか伸びない

💡委託費として市は3,600万円/年を支払っている(財政に余裕がある市は強い)
→ファミリーサポートセンターとは、子育ての援助をしたい人と、子育ての援助を受けたい人がお互いに会員になって助け合い、子どもたちの健やかな育ちを地域で援助してゆくための会員組織。習い事の送迎などに需要がある。

💡利用者は年々増加。利用者ニーズは中学生や高校生も含めて欲しいとの声も。

💡助ける側の年齢が高齢に。(課題)

💡有償のため活動費に不満がでている。(見直し検討)

【酒井が考える課題ポイント】
鯖江と宇都宮市では人口規模も違い、車社会の鯖江で送迎保育がどこまで必要とされるか(もし実現してもたぶん利用者はかなり少ないと思う)

動ける高齢者が多い中で、子育てをやりたい人に頼るのは、お互いにとっていい気がする！子どもを1人で留守番させるより、親は安心だし、子どもも色々な環境や人との関わりが出来るのでいい制度✨

でも委託先があるかどうか...

#鯖江市議会議員 #ふくいの党 #鯖江市議会 #酒井ゆきこ #行政視察 #ゆいの森あらかわ #保育ママ事業 #ファミリーサポートセンター #送迎保育ステーション