鯖江市役所 職員手話講座
鯖江市の市役所職員対象の手話講座に参加してきました
福井県では、令和5年3月末までに身体障害者手帳を所有する人は3132名で、そのうち鯖江市に在住する聴覚障害者の方の数は約300人ほどと言われています。
聴覚障がい者には、
⚫︎ろう者
音声言語の習得以前から重度の聴覚障がいのある人で、主に手話でコミュニケーションをする方
⚫︎難聴者
生まれつきか途中からにかかわらず、耳がきこえにくいものの、聴力は残っている方
⚫︎中途失聴者
音声言語の習得後に、病気などによって人生の途中で耳が聞こえなくなった方
⚫︎老人性難聴
加齢によって起こる聴覚障害。適切に補聴器を使用したり、様々な配慮をうけることで社会的な復帰・社会参加が可能なケースもみられる方
の定義に分ける事ができるそうです。
鯖江市では、令和2年4月に「鯖江市手話言語条例」が制定・施行されました
条例前文より...
手話は、言語である。
手話は、手指、体の動きおよび表情を使って表現する言語であり、ろう者は、手話によって思考し、意思疎通や情報伝達を行い、人間関係を育み、社会生活を営み、そして文化を育んできた。
しかし、口話法教育の徹底により、ろう者は家族とでさえ手話での会話ができない時代が長く続き、不自由な生活を送ってきた。そのような中でろう者は疎外感や暮らしにくさを感じながらも、手話を守り、育み続けてきた。
近年、ようやく手話に対する考え方が変わり、障害者の権利に関する条約や障害者基本法により、手話が言語として認められるようになった。しかしながら、手話への理解は、まだ不十分で、鯖江市に暮らするう者は、今でも日々の意思疎通に苦労しており、言語としての手話への理解が広がり、手話を使用しやすい環境が警備されることを心から期待している。
自然豊かなまち鯖江市に暮らす人々が、支え合いのまちづくりを目指す上で、相互理解は欠かせないものであり、その根幹となる言語は、重要な役割を担っている。私達市民は、手話の理解と普及、手話を使うことができる環境整備に取り組み、全ての市民が「あるがままに自分らしくいきいきとともに暮らせるまち鯖江」を実現するため、この条例を制定する。
つまり、手話を知る事で、それを使う方々に対しての偏見を無くしたいとの想いで、多くの方がご尽力されてきました
聴覚障がい者は、生活の中で様々な不便があります。
そしてその中でも様々な工夫をして生活されてこられました。
・赤ちゃん泣いた時
・朝の目覚まし
・配達、来客
・病院での音声呼び出し
・電車の遅延放送
今では多くの不便は解消されつつありますが、まだまだ健常者の理解は必要だと実感しました
手話を教えてもらい、自分の名前職業ぐらいは伝えられるように練習していきたいと思います!
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