3月議会 一般質問の質疑内容と答弁
今回は、前向きなご答弁をいただけた印象です

ふるさと納税では、基金の創設はないものの、使徒の透明化を示す別の方法を考えていただきました



フリーアドレスを全庁的に導入する方向でそれにかかる費用が具体的に出され、果たして必要なのか...皆さんはどう思われますか?
【質疑内容と答弁の抜粋】


Q.令和6年度のふるさと納税見込額・件数・返礼品の傾向は
A.見込額は21億7000万円、件数は31,600件を見込んでいる。返礼品は「メガネ引換券」「サングラス」などのメガネで半分以上。その他に美容や漆器などが選ばれている。
Q.ふるさと納税の目標金額達成のためのアプローチ方法は。総合戦略における数値目標(市内従業員数
31,000人)達成に向けて具体的な対策は
A.R7年度は18億円を目標とし、中間事業者と連携を強化し、事業者への声かけや魅力的な返礼品の開発支援などをしていく。更にふるさと納税サイトの周知も行う。これが将来的に従業員数増加にもつながる。他にも企業誘致、働きやすい環境整備などにも力を入れる
Q.ふるさと納税基金を創設してはどうか
A.基金の創設は、使徒の明確化に有効だが執行までのスピード感が失われたり、特定財源扱いになるため特別交付税措置額の影響も懸念される。基金の創設は考えていないが、使徒の透明性を高めるのは重要なため、新年度立ち上げる「鯖江市ふるさと納税特設サイト」にて使徒をお示しする方向で検討する。


(1) フリーアドレスについて
Q.フリーアドレスとは何か。試験的導入の規模および、その意図は
A.フリーアドレスとは、職場内で席を固定せず、自由な場所で仕事をするワークスタイルのこと。6つの部署とアイアイさばえ内の健康づくり課でなどで先行導入した。様々な部署の職員間でのコミュニケーション活性化を図り、業務デジタル化を推進し、職員が働きやすい環境の構築を目指す。
Q.導入部署へのヒアリング結果と導入によって得られた効果は
A.打合せや相談がしやすくなった、執務室が明るくなった、ほぼ固定席になっている、書類の保管場所に困る...などの意見があった。
書類整理などで執務室を使いやすく、広く使えるようになった。職場環境が大きく改善された。
Q.今後全庁的にフリーアドレスを導入するのか
A.すべての部署において順次導入をしていきたい。
Q.全庁的に導入した場合の費用はいくらかかるのか
A.約4270万円と試算している。机・ロッカーなどの備品購入で3950万円、工事費200万円、その他諸費用に120万円を予定している。
(2) 電子契約・電子請求サービスについて
Q.年間の事業者との契約件数は
A.R5年度は393件、R6年度(2月末まで)361件。
Q.電子契約サービスを導入してはどうか。導入に向けた具体的な計画はあるのか
A.R7年度中に補正予算案を提出し、業者選定や契約を進め、速やかにシステム構築に着手する。R9年度からの導入を進めていきたい。


Q.「環境にやさしい農業支援事業」の目的と成果は
A.自然栽培農業の初心者向けの講座。自然栽培のものを直売所などで販売してもらう事を目的としている。毎年8回程度の講座を開催し、R4年度25人、R5年度23人、R6年度は17人の方が講座を受講。
Q.廃止に至った理由、それに代わる施策はあるのか
A.参加者は各家庭で趣味程度で栽培される方が多く、次年度以降は民間の方々が講座を継続していく意思があった。市では規模の小さな農家さん向けに支援メニューを新たに設ける予定。
Q.環境にやさしい農業の推進に向けて、市としての具体的な方針は
A.国や県の取り組みに沿って、市も環境保全型農業の推進を掲げている。今後も生産者、消費者それぞれのニーズに応じた支援に努めたい。
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