「不登校から教育機会の平等を考える」公開講座に参加

不登校について様々な活動をされている、お2人の講師の方の公開講座に参加させていただきました😊
◎小野寺玲 氏
福井スコーレ代表。
不登校の子どもとの活動、保護者相談、研修や講演をしています。全国の支援者や当事者の相談に乗り、議論を重ねてきました。新聞にコラムを書くことも。福井県ひきこもり支援専門チーム。

◎森直人 氏
筑波大学教員。専門は教育社会学。
共編者に「公教育の再編と子どもの福祉」、共著に「教育システムと社会』『再検討教育機会の平等」など

参加者は、現役の学校の先生、行政関係者、スクールカウンセラー、不登校の子どもを持つ親など、「不登校」に関係が深い方々ばかりでした。
不登校は10年ほど前から増加傾向になり、コロナをきっかけに急増しているのは皆さんもご存知かと思います💦

日本における「教育を受ける権利」への意識は、先進国に比べると弱く、どちらかというと公的な取り組みよりも、民間についての議論になりがち。
また、今の日本の教育は「同質性」を前提にしています。そこから外れると子どもも生きにくさを感じ、不登校に。

民間支援者や教員、教育委員会も試行錯誤しながら解決策を模索していますが、個々で問題が異なるため、ガイドラインを一つ作ったところで解決しないのがほとんどです😣
「教育を受ける権利」
「学校に行かない権利」
この2つの権利は確かに子どもたちの権利ですが、現状では両方を選ぶ事が難しいような気がします。

それは日本の義務教育の原則が「就学義務(学校に行く義務)」であり、「教育義務(学ぶ義務)」ではないからです。
ルールに沿った選択肢がある事が必要なのではないか...。なかなか答えは出ませんが、皆んなで議論し合う今回の様な場が大事なんだと思いました😌

色々な気づきをいただき、ありがとうございました。
#不登校 #教育 #義務教育 #教育機会 #ふくいの党鯖江